ここまでが前置きで、ここからが記録
前提の話はここまで
ここまで置いてきたのは、この場所が何なのかという話だった。どういう姿勢で書いていて、何を出して何を出さないか。
ここから先は、実際に組んだものの記録に移る。
最初は言葉の整理が続く
とはいえ、いきなり記録に入る前に、しばらく言葉の説明が続く。
AI に役割を任せて動かす仕組みのこと。元に戻せない操作を二者で確認する決まり。判断を文書に残す原則。情報の出どころを一か所に絞る考え方。それから、役割を一つにまとめずに分けるという考え方。この先で繰り返し出てくる言葉を、一つずつ扱っていく。
先に断っておきたい言葉が一つある。「三権分立」は、ここでは固有の使い方をしている。学校で習う立法・行政・司法の分立とは別のもので、仕事を実行する役割、それを確認する役割、最終的に判断する役割を分ける、という意味で使っている。同じ言葉で違うものを指しているので、出てくるたびに前置きを付けている。
専門用語の隣には、噛み砕いた一言を添えることにしている。内部では中学生語ルールと呼んでいる決まりで、言葉の直後に短く挟むだけ。説明そのものを長くするという発想ではない。
そのあとで組んだものの記録に入る
言葉の整理が済むと、記録の性格が変わる。
判断のルールをどう決めたか。複数の AI に役割を振ってどう組み上げたか。途中で止める仕組みと、公開まで自動で走る流れ。それから、うまくいかなかったことの記録。設計して、動かして、途中で壊れて、直した——その経過が中心になる。
一つ先に書いておくと、最後に出すかどうかを決めているのは人間の方になる。AI が引き受けているのは原稿を書き起こすところで、返ってきたものをそのまま流してはいない。手を離しても進む部分はあるが、そこは決めるところではない。
もっと後になると、一つの場所で試した仕組みを別の場所へ持っていくときの考え方や、記録を貯めること自体の話に入る。
一本ずつで終わる形にしている
書き方としては、一本あたり一つのことだけ扱う形にしてある。順番に読む必要はない。
もう一つ、後の方に自分の仕組みそのものを扱う回がある。この記録は、ここで書いている仕組みの上で動いている。組んだものについて書いたものが、その組んだものに乗って出ていく。書いていて妙な感じはするけれど、隠す理由もないのでそのまま書くつもりでいる。